忙しかった某日ランチタイム。
忙しさの裏であるお客様に不愉快な思いをさせてしまいました。
改めてお詫び申し上げます。
こんな話です。
ランチの前菜に入っている枝豆。
お連れの方の枝豆は「さや」のみで中身がなかった。
自分のには一粒入りの枝豆だった。
それを、仲居さんに伝えた。
丁寧に謝られた。帰りの際にも不手際がありました。とお詫びの一言があった。
後日、このお客様から電話がありました。
この仲居さんは板場の方へこのことを伝えたのだろうか?
八雲を気に入っていて何度も通っている。
この日も知人にご馳走したくて連れてきた。
それなのに・・・恥をかいた気分だ。と
担当した仲居は忙しさの中、そのままにしておりました。
自分が詫びたのでそれでいいと。
この時、すぐに板場に伝えていれば・・・
すぐお詫びをして代替品をお出しし、事なきを得たと思います。
それがそうでなかったために、お客様に何日も不愉快な思いをさせてしまいました。
何がいけないってそんな「さや」のみの枝豆を盛り付けてしまったことです。
茹でているときはじけてしまうものはあります。
それを気づかず盛り付けてしまったなんてことはあり得ないことです。
そしてお詫びをしたとはいえ、その後の対処をしなかったこと。
それも大きな不注意です。
八雲のランチは2000円以上。
それだけの金額を出すに見合う味と接客をしなければなりません。
「気に入って使っていたお店だったから」
「忙しさの裏側でこんな思いをしてる人もいるってこと知ってほしかった」
「たかが枝豆だけどね。でも八雲がこんなことをしていてはだめだから教えたくて」
そうでしょう。自分が気に入っているお店を紹介しご馳走しようとしていたところがこんな対応だったら。
恥ずかしさと怒りがこみあげてしまったことに改めて申し訳なく思います。
従業員みんなで気持ちを引きしめ接客しようと話し合いました。
お恥ずかしい話ですが、肝に銘じるため記事にさせていただきました。
今後とも八雲をよろしくお願いいたします。